最近、運動不足が気になるけれど、ランニングはきつそうと思っていませんか?
運動不足を解消したい初心者の方におすすめなのが、手軽に始められる自転車(サイクリング)です。
自転車は、自分のペースで進めるため、無理なく有酸素運動を続けられるのが魅力です。
しかし、実際にどれくらいの距離を走れば運動効果があるの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、運動不足を解消したい初心者に向けて、無理のない距離や時間の目安、おすすめの走り方を分かりやすく解説します。
自分にぴったりのベストな距離を見つけて、心地よく体を動かす習慣をスタートさせましょう。
目次
運動不足解消に自転車が最適
自転車は多くの家庭にある乗り物であり、手軽に使えます。運動不足にも使える乗り物です。
初心者にランニングより自転車がおすすめ
運動を始めようと思ったとき、ランニングを思い浮かべる人は多いでしょう。
しかし、普段から運動不足を感じている初心者には、自転車がおすすめです。
ランニングは走ると体重の数倍の衝撃が膝や足首にかかるため、関節を痛めるリスクがあります。
一方で、自転車はサドルに体重を預けられるため、体への負担が少ないです。
また、体感的なきつさが少ないため、運動が苦手な人でも自然と続けられます。
風を切って走る爽快感もあり、途中で挫折しにくい点もメリットです。
有酸素運動としての健康・ダイエット効果
自転車を漕ぐ動きは、有酸素運動です。
有酸素運動は、体内に酸素を取り入れながら脂肪を燃焼させるため、ダイエットに効果的です。
さらに、自転車は太ももやふくらはぎ、お尻といった体の中で特に大きな筋肉を効率よく使います。
大きな筋肉を動かすことで基礎代謝が上がり、痩せやすく太りにくい体質へと近づくことができます。
それだけではなく、心肺機能が強化されたり、血行が良くなったりと生活習慣病の予防につながり、健康面へのメリットも計り知れません。
自転車の距離・時間の目安
初心者は短い距離からスタートして、慣れてきたら徐々に距離を伸ばすのがおすすめです。
最初の目安は5km20分
運動不足の方におすすめの目安が、距離5kmであり、時間にして約20分です。
時速15kmという、ママチャリで少しのんびり走るくらいのペースを想定した数値です。
5kmと聞くと長く感じるかもしれませんが、近所のスーパーや少し離れた大きな公園へ行くくらいの距離になります。
この距離の目的は、きつい運動をすることではなく、体を動かす楽しさを思い出すことにあります。
息が切れない程度のペースで、じんわりと汗をかくぐらいで走ってみましょう。
慣れてきたら10km40分
週に数回走るようになり、5kmの移動が苦にならなくなってきたら、次は10km、約40分に挑戦してみましょう。
10km走ると、普段の生活圏内から一歩外に出て、隣町まで足を延ばせるようになります。
運動を始めてから約20分が経過すると、体内の脂肪燃焼効率が本格的に高まると言われています。
そのため、40分間走り続ける10kmのステップは、ダイエット効果を実感したい方に最適です。
気づいたら結構遠くまで来られたなという達成感も得られ、サイクリングが楽しくなる時期です。
運動不足解消・脂肪燃焼に効果的な距離と時間
体が自転車に慣れ、本格的に体を絞りたい、体力をつけたいという場合の目標は20km、約1〜1.5時間がおすすめの目安です。
1時間を超える運動になるため、消費カロリーがアップし、高い脂肪燃焼効果が期待できます。
このレベルになると、普段は車や電車で行くような場所にも自転車で行けるようになり、プチ旅行のような充実感が味わえます。
平日に時間を確保するのは難しくても、週末の午前中などを使ってリフレッシュを兼ねて走るのがおすすめです。
20kmを走ることができれば、運動不足は解消されていると言って良いでしょう。
自転車ごとに同じ距離でも体感が違う
自転車にはいくつか種類があり、それぞれの自転車で走ったときに体感が違います。
ママチャリ
買い物や通勤・通学でおなじみのママチャリ(シティサイクル)は、手軽に使える自転車です。
車体が重く、前傾姿勢をとりにくい構造のため、長い距離を走ると疲れやすいという特徴があります。
また、ギヤの段数が少ないものが多く、坂道ではどうしても脚力が必要です。
そのため、ママチャリを運動目的で使う場合は、まずは5km〜10km圏内を目安にするのがコツです。
クロスバイク・ロードバイク
スポーツ用自転車であるクロスバイクやロードバイクは、車体が軽く、効率よく進むように設計されています。
タイヤが細くて摩擦が少ないため、ペダルを軽く漕ぐだけで、初心者でもスピードが出ます。
ママチャリでは疲れる10kmや20kmという距離も、スポーツバイクなら快適に走れます。
これから本格的に趣味としてサイクリングを始めて遠くまで行ってみたいと考えているなら、クロスバイクやロードバイクを検討するのもおすすめです。
電動アシスト自転車
電動アシスト自転車は楽をしているから運動にならないのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、実は電動アシスト自転車も、運動不足解消に効果を発揮します。
坂道や漕ぎ出しすときをピンポイントで補助してくれるため、心拍数が上がりすぎず、体に過度な負担がかかりません。
その結果、初心者でも嫌になることなく、15km〜20km以上の長い距離を楽しく走れます。
体力に自信がないけれど、長い時間運動したいという方におすすめです。
初心者が無理なく距離を伸ばすためのステップ
普段運動していない方は、最初は無理せずに徐々に距離を延ばしていきましょう。
距離よりも時間を意識してみよう
初心者がサイクリングを続けるための秘訣は、何km走らなければならないという距離を忘れることです。
距離を目標にすると、向かい風が強い日や坂道が多いルートのときに、精神的な負担が大きくなります。
おすすめなのが、今日は30分だけ走ろうという風に、時間を基準にすることです。
時間であれば、自分の体調やその日のペースに合わせて無理なくコントロールできるため、心理的なハードルが下がります。
週に走るベストな頻度
運動不足を解消したいからといって、最初から毎日走る必要はありません。
慣れないうちに毎日走ると、疲労が溜まり体調を崩し、筋肉痛で嫌になる原因になります。
週に2〜3回を目安に、1日おきに走るペースから始めてみましょう。
あるいは、平日は忙しいという方であれば、週末に1回、少し長めに走るだけでも効果はあります。
大切なの頻度ではなく、数ヶ月、数年と長く続けていくことです。
飽きずに楽しく続けるための目的地
近所をぐるぐると回るだけの走り方では、途中で飽きます。
モチベーションを維持するために、走る前には目的地を設定しましょう。
少し離れた場所にあるパン屋さんに行く、景色の良いカフェでコーヒーを飲むと、いった目的で構いません。
目的地を設定することで、サイクリングが辛い運動から楽しい外出へと変わります。
目的地を楽しみにペダルを漕げば、移動の距離や時間もすぐに過ぎていきます。
自転車を使うときの注意点と安全対策
自転車を使い運動するときには、怪我や事故に注意して走るようにしましょう。
水分補給とエネルギー切れ対策
自転車に乗っているときは、常に風を受けているため、汗をかいても乾きます。
そのため、自分が思っている以上に体内の水分が失われており、脱水症状に気づきにくいです。
20分〜30分に1回を目安にして、こまめに水分を補給するようにしましょう。
1時間を超える長距離を走る場合は、ハンガーノックと呼ばれるエネルギー切れ(極度の低血糖)に注意してください。
急に力が入らなくなって動けなくなるのを防ぐため、ポケットに小さなチョコレートや羊羹、スポーツようかんなどを忍ばせておき、途中で補給しましょう。
お尻の痛み・筋肉痛を防ぐコツ
自転車を始めたばかりの初心者が直面するのは、お尻の痛みです。
これは、慣れないサドルに体重が集中してしまうのが原因です。
対策として、サドルの高さを調節し、ハンドル・ペダル・サドルの3点に体重をうまく分散させる乗り方を意識してみましょう。
どうしても痛い場合は、クッション性の高いサドルカバーを取り付けたり、パッド付きのインナーパンツを履くのが効果的です。
また、走った後は太ももやふくらはぎのストレッチを念入りに行うことで、翌日の筋肉痛を和らげられます。
ヘルメット着用と交通ルールの確認
安全にサイクリングを楽しむためには、交通ルールを守ってください。
道路交通法において、自転車は軽車両に分類されます。
原則として歩道ではなく車道の左側を走行しなければならないルールを頭に入れておきましょう。
また、万が一の転倒や事故から命を守るため、ヘルメットの着用をおすすめします。
現在は自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されていることもあり、おしゃれで軽いヘルメットが販売されています。
自転車の距離の目安についてのよくある質問
ここからは、自転車の距離の目安についてのよくある質問の回答を紹介します。
運動不足解消のためには、毎日自転車に乗ったほうがいいですか?
最初から毎日乗る必要はありません。
筋肉の回復や疲労蓄積を防ぐためにも、まずは「週に2〜3回」のペースから始めるのがおすすめです。
慣れてきたら徐々に頻度を増やし、無理なく継続しましょう。
短い時間や距離でも自転車での運動効果はありますか?
自転車でも20分以上漕げば有酸素運動として脂肪燃焼にできます。
ただし、車体が重く長距離は疲れやすいため、まずは5kmを目安に近場から始めてみるのがポイントです。
自転車に長い距離乗ると太ももが太くなりませんか?
適切なギアとペースで走っていれば、太ももが太くなる心配はほぼありません。
重いギアを無理に漕ぐと無酸素運動になり筋肉が発達しやすくなりますが、軽いギアでクルクルと回転数を意識して漕ぐ有酸素運動であれば、引き締まった脚になります。
まとめ:自分のペースで心地よい距離を見つけよう
自転車を使って運動しようと思うと、初心者はまず30kmといった情報が出てくることもありますが、真に受ける必要はありません。
今の自分の体力に合わせて、5kmでも10kmでも、少し辛いと思えるぐらいの距離がベストです。
無理のないペースで続けていけば、体力がついていき、走れる距離も少しずつ伸びていきます。
まずは今週末、お気に入りの目的地を見つけて、心地よい風を感じながらペダルを踏み出してみませんか?
